回復魔法語り

 ご近所さんでいろいろ回復魔法について語られていたのが楽しかった!
 ので、うちのHapの感じも書いてみようかなぁと思いました。
 
 Hapの世界には魔法は3種類の属性がありまして、それぞれ火、水、月の魔法と呼ばれてます。
 ちなみに火と水の魔法は「自分の魔力を使う」というよりは、自分の外側の世界にある力を「借りて使う」というイメージ。対して月の魔法は「自分の魔力を使う」というイメージ。この辺はどうももやっとしてるのですが、いつかちゃんと説明できるようになりたいなぁ。もやっとする。もやっと。
 
 で、Hapのなかで「回復魔法」といえば「水の魔法」です。水の魔法は水の神様ハーズに愛されている者だけが使用できます。
 ハーズは好きな人をえこひいきするタイプの困った神様なので、溺愛されているクストの王様とかは大抵の怪我は特に意識しなくても触るだけで治すことが出来ます。多分。
 「自分の魔力消費」はゼロなので消耗感は無いですが、周囲の魔力的なものは消耗されていくので、無制限には使え無いっぽい。時間が経てば回復します。
 
 病気に関しては専門外っぽいです。その辺は医者とか薬師とかの舞台です。薬を作るときに水の魔力を溶かし込んだりはするみたいです。材料の一種という扱い。
 
 死者をよみがえらせることもできません。
 のんきな雰囲気のお話ですが、実は「死んだら何もかも終わりなんだ…!」という世界です。
 
 ここまで読んで、魔女絵本体験版をやった方は「おんなのこ回復魔法使ってんじゃん! 水の魔法使えるの?」的なことを思っちゃったりするかもしれません。が、答えは否!
 月の魔法は便利魔法なので、術者が明確にイメージできて、さらにそれを組み立てることが出来れば、「擬似水の魔法」みたいなものも使えちゃうんですよ! まぁあ! ご都合設定! なのでおんなのこが使ってるのは「月の魔法で作った擬似水の魔法的な技」です。
 「自分の魔力を消費して使う」というリスクがあるので、その分自由が利くのです。というのがこの月の魔法の便利設定の理由付け。
 魔法使い大好き。
 
 最後にちょっと火の魔法にふれますが、火の魔法は基本的に「自分」または「敵」にしか効果が出ないのです。「味方」に掛けるってことが出来ない。
 自分の攻撃力を上げるような補助魔法みたいな使い方とか、直接敵に火の玉をぶつけるとか、そんな感じ。
 なので、自分の傷を癒す魔法はあると思います。気合で治す! みたいな。
 ただし火の女神様は気まぐれなので、いつも魔法が発動するとは限りません。
 
 うーん、楽しいなぁ。ここまで読んでくれた方はお疲れ様です!